北海道警網走署は6日、網走市の市道で酒気を帯びた状態で車を運転して男性をはねたとして、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで同市つくしケ丘、漁師池田泰裕容疑者(38)を現行犯逮捕した。男性は80代とみられ、搬送先の病院で死亡が確認された。

 逮捕容疑は6日午前3時40分ごろ、同市つくしケ丘2丁目の片側2車線の市道で、酒気を帯びた状態で軽貨物車を運転し、車道を自転車で走っていた男性をはねた疑い。

 署によると、呼気から基準値の3倍以上のアルコールが検出された。「一度寝てから運転したので酒が残っているとは思わなかった」などと供述している。