りそなB1第8節は5日、宇都宮市のブレックスアリーナ宇都宮ほかで13試合が行われ、宇都宮ブレックスは東地区の横浜BCと対戦し、86-76で逃げ切った。今季最長の5連勝とし、通算11勝2敗。順位は東地区2位のまま。

 ブレックスは第1クオーター(Q)、D.J・ニュービルの2本を含む5本の3点シュートなどで25得点。第2Qは外角シュートの確率を維持しつつ、比江島慎(ひえじままこと)らがドライブで得点を重ねて47-29で折り返した。

 後半は第3Qに一時最大26点のリードを築いたが、終盤に連続9失点で点差を詰められ67-53。第4Qも相手の流れが続いたが終盤は修正し、連続得点を与えずに試合を締めた。

 次戦は8日午後2時5分から、広島県立総合体育館で西地区の広島と対戦する。

 

後半失速、笑顔少なく

 前半の貯金を生かし、相手の追い上げに屈することなく連勝を5に伸ばしたブレックス。だが比江島慎(ひえじままこと)は「前半は強度の高い守備ができていたが、後半に落ちてしまった」と笑顔は少なかった。

第3クオーター2分、ブレックスの比江島が相手ディフェンスをかわしてパスを出す=ブレックスアリーナ宇都宮、広瀬華撮影
第3クオーター2分、ブレックスの比江島が相手ディフェンスをかわしてパスを出す=ブレックスアリーナ宇都宮、広瀬華撮影