【パリ共同】フランス政府は5日、低価格商品を扱う中国発のインターネット通販「SHEIN(シーイン)」が児童を想起させる成人用玩具「ラブドール」を販売したことに抗議が殺到、炎上したことを受け、同通販のサイトの停止手続きに入ると発表した。フランスメディアが伝えた。
5日にパリの老舗デパートでシーインの店舗がオープンしたことにも強い非難が上がっている。ルコルニュ首相は「フランスの法律を順守するまでの間、シーインのデジタルプラットフォームを停止する手続きに入る」と表明した。シーイン側はフランス政府との協議を求めている。
シーインは3日、ラブドールを巡り批判が高まったことを受け、全世界で販売を中止すると発表した。フランス捜査当局は同日、児童ポルノなどの疑いでシーインと中国の電子商取引(EC)大手アリババグループが運営するオンラインサイト「アリエクスプレス」に対する捜査を開始した。
シーインはシンガポールに本社を置くが、多くの製品を中国で生産している。
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