三重県は5日、県本庁舎の女子トイレに生理用ナプキンを供給する装置1台を試験的に設置すると発表した。県によると、同様の事例は4都県に次ぎ5例目。今年3月、行政による設置を求めた共産党の吉田紋華三重県議(28)の殺害を予告するメールが8千件以上届いた経緯があった。
県によると、装置はセンサーに手をかざすとナプキン1枚を取り出せる箱形で、今月10日から約1年間、設置する。費用は企業などからの寄付で賄う。一見勝之知事は5日の記者会見で「急に必要になって困ることがあるので、やってみようということになった」と説明した。
吉田氏は取材に「社会全体で女性を支えようという県の姿勢を評価したい」と語った。
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