不正薬物の密輸入防止に貢献し、その生涯を終えた麻薬探知犬32匹の慰霊祭が5日、成田空港近くの東京税関麻薬探知犬訓練センター室で開かれた。加藤三男室長(55)は「ここに眠る探知犬が積み重ねてきた功績をたたえ、これからも世界に誇れるチームとなれるよう、より一層まい進したい」と追悼の言葉を述べた。
参列した約30人の税関職員は、探知犬たちの名前が刻まれた「犬魂碑」に順番に線香を上げ手を合わせた。現役2匹も静かに見守った。今年は10月までに、成田空港などで活動していた2匹が、病気で死んだという。
同施設は国内唯一の探知犬養成機関。約4カ月の訓練後、長ければ8歳ごろまで活動する。
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