【キーウ共同】ウクライナ国防省情報総局は4日、ロシア軍との激戦が続く東部ドネツク州の要衝ポクロウシクで特殊部隊を増強し、新たな武器や装備を送ったと発表した。ゼレンスキー大統領は、ウクライナ軍が進軍したとするポクロウシク北方のドブロピリャ周辺の部隊を視察したと通信アプリ「テレグラム」で明らかにした。
ウクライナの戦況分析グループ「ディープ・ステート」によると、ロシア軍は南側からポクロウシクに進んでおり、市街地の大部分で戦闘が続いているとみられる。ロシア軍はポクロウシクの包囲を試みているとされるが、ウクライナ軍は包囲を否定している。
ロシアはウクライナ東部のドンバス地域(ルハンスク、ドネツク両州)の割譲を和平条件としている。ほぼ全域を支配するルハンスク州に続き、ポクロウシク掌握を足掛かりにしてドネツク州の主要都市の制圧を急ぎたい考えとみられる。
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