【ニューヨーク、エルサレム共同】米ニュースサイト、アクシオスは3日、パレスチナ自治区ガザの治安維持を担う国際安定化部隊について、国連安全保障理事会(15カ国)の承認を得るため、米国が一部の理事国に部隊設置に関する決議案を先行して共有したと伝えた。安保理で数週間以内に採択し、来年1月までの設置を目指すとしている。
実現すれば米国と部隊の参加国にガザ管理に関する大きな権限が与えられることになる。順調に設置に至るかどうかが焦点となりそうだ。少なくとも2027年末まで活動し、延長も視野に入れる。
アクシオスによると、決議案で国際安定化部隊は、ガザとイスラエル、エジプトの境界を警備。ガザで人道支援に必要な「回廊」の安全を確保する。また、パレスチナ人による新たな警察組織の訓練を担当する。
トランプ米大統領がトップを務める新たな国際機関「平和評議会」の管理下に置かれる見通しだ。米政権は、ガザの停戦を維持した上で、国際安定化部隊の設置など和平計画「第2段階」への移行を目指している。
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