昨年の能登半島地震で大きな被害が出た石川県輪島市の県立輪島高で4日までに、2階建ての仮設校舎がグラウンドにほぼ完成した。電気関係の設備や通信機器の工事を進め、月内の授業開始を目指す。地震により、これまで使っていた校舎は、一部が傾いたり壁に亀裂が入ったりしていた。
仮設校舎は授業用の教室に加え、理科実験室や保健室も入る。4日は、工事関係者らが電気設備などを整備していた。
同校2年の浅野琉衣さん(17)は「数学の授業を調理室で受けるなど制約が多かった。早くきれいな校舎を使ってみたい」と笑顔で話した。
高橋潤哉教頭は「校舎を建ててくれた業者などへの感謝を忘れず、大切に使ってほしい」と語った。
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