フィリピンとアラブ首長国連邦(UAE)は4日までに、環太平洋連携協定(TPP)への加盟を申請した。加盟を目指すのは計9カ国・地域となった。米国の高関税政策など経済大国が保護主義的な動きを強める中で、対抗策を模索する各国は経済連携に活路を見いだしている。
12の現加盟国全ての了解が得られれば加入作業部会を設置して交渉を始める。加盟には幅広い品目での関税撤廃や引き下げのほか、知的財産保護や環境・労働法制の整備などで基準を満たすことが必要になる。
TPPは2024年に英国が加盟し、欧州連合(EU)が連携に意欲を示すなど、アジア太平洋地域を超えた経済圏に育ちつつある。
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