【北京共同】北朝鮮の朝鮮中央通信によると、北朝鮮で対外的に国家元首の役割を果たした金永南・前最高人民会議常任委員長が3日、多臓器不全のため死去した。97歳。金正恩朝鮮労働党総書記のほか、故金日成主席、故金正日総書記の3代の最高指導者を支えた。半世紀以上にわたって主に国際畑を歩み、北朝鮮外交の「顔」として活躍した。
常任委員長在任中は儀礼的な役割が中心で、2019年に90代で退任後、表舞台に出ることはまれだった。24年6月から大腸がんで治療を受けていた。金正恩氏は弔問して哀悼の意を示した。国葬を執り行う。
金永南氏は02年9月、当時の小泉純一郎首相が初訪朝した際には平壌国際空港で出迎えた。
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