大相撲九州場所(9日初日・福岡国際センター)で横綱初優勝を目指す豊昇龍は3日、熊本県玉名市の蓮華院誕生寺で太刀持ちに平戸海、露払いに宇良を従えて力強い雲竜型の土俵入りを披露した。初日を見据え「本調子ではないが、間に合うと思う。準備するだけ」と力を込めた。
土俵入り後には子どもたちとの稽古で胸を出した。「場所前にいい運動ができた」とリラックスした様子で、交流を楽しんだ。帰り際には同寺のおみくじで大吉を引き、身体健全のお守りも購入。先場所の優勝決定戦で大の里に敗れた豊昇龍は、縁起の良い出来事に「うれしい」と満面の笑みだった。
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