【ワシントン共同】トランプ米大統領は2日放送のCBSテレビのインタビューで、中国が台湾に侵攻した場合、米軍がどのような対応を取るかを中国の習近平国家主席が理解しているとの認識を示した。米軍に台湾防衛を指示するかどうかについて「秘密は明かせない」と明言を避けつつ、中国側は結末を「よく分かっている」とけん制した。
インタビューは第2次トランプ政権で初となった10月30日の習氏との対面会談後に実施。トランプ氏は会談で台湾問題を巡る話題が「全く出なかった」と説明した。自身の在任中に中国が台湾に侵攻することはないと中国側から聞いているとの主張も繰り返した。
米政府は、中国が台湾有事の際に米国の介入を抑止できる戦力を2027年までに整備する目標を掲げていると分析。ヘグセス米国防長官は今年5月、アジア安全保障会議(シャングリラ会合)での演説で、中国軍が台湾侵攻の「リハーサル」を重ねているとし、侵攻はインド太平洋地域に壊滅的な結果をもたらすと強調していた。
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報で栃木県の「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者(併読)プラン・フル(単独)プランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く
ポストする





