北海道は2日、恵庭市の養鶏場で、高病原性鳥インフルエンザの疑いがある事例が簡易検査で判明したと発表した。北海道によると、遺伝子検査で陽性と確認されれば、今季の養鶏場での発生は北海道白老町に続いて全国2例目となる。
この養鶏場から1日午後、「60羽以上の鶏が死亡している」と家畜保健衛生所へ通報があった。採卵鶏約23・6万羽を飼育しており、陽性だった場合は全て殺処分される見込み。
北海道は、現地から半径10キロ圏内の養鶏場などで飼育されている計約94万羽について、移動や搬出を禁止した。道は2日、対策本部会議を開く。
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