1966年の静岡県一家4人殺害事件で死刑判決を受け、再審無罪が確定した袴田巌さん(89)の姉ひで子さん(92)は1日、浜松市で記者会見し、イタリア・ローマで開かれた国際会議で死刑廃止などを訴えたことを振り返り「満足している」と語った。
ひで子さんは会見で「再審無罪まで応援してくれた世界中の皆さんにお礼を言えた。国内外の多くの人から支援があって巌は自由になった」と話した。
会議には世界各国の宗教者らが集まり、ひで子さんは10月28日に「弟の身に起きたことが、この世界から死刑や冤罪をなくすことにつながるよう、切に願います」とスピーチした。拘禁症状が残る袴田さんの現状なども報告した。
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