【キーウ共同】ウクライナ公共放送ススピリネは10月31日、激戦が続く東部ドネツク州の要衝ポクロウシクで、ウクライナ国防省情報総局の部隊が特殊作戦を開始したと報じた。包囲を試みるロシア軍に対し、ヘリコプターで部隊を投入。ブダノフ情報総局長が現地で指揮しているという。ポクロウシクではウクライナ軍の劣勢が伝えられており、挽回を図る。
また、ウクライナ保安局(SBU)のマリュク長官は31日、キーウで記者会見し、SBUの特殊作戦でロシアにある約160の石油関連施設を損傷させたと表明した。ロシアは精製能力の37%を失い、供給が需要を20%下回っていると主張。「石油収入はロシアの国防予算の9割を占めている」とした。
ウクライナは今年の夏以降、ロシアのエネルギー施設に対する無人機攻撃を強めている。英BBC放送によると、少なくともロシアの57の地域でガソリンなどのエネルギー不足が起きたという。
マリュク氏によると、160の施設には石油精製所や貯蔵所、ターミナルが含まれる。9~10月だけで20施設を攻撃したとしている。
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