兵庫県宝塚市の住宅で2020年、クロスボウ(洋弓銃)で母ら3人を殺害し、伯母を負傷させたとして殺人などの罪に問われた野津英滉被告(28)の裁判員裁判で神戸地裁は31日、無期懲役の判決を言い渡した。求刑は死刑だった。松田道別裁判長は判決理由で完全責任能力があると認めた上で、動機の形成に発達障害が影響し「一方的に非難できない」とした。
これまでに被告は起訴内容を認め、検察側は結果の重大性は言葉で言い表せないほど重く、完全責任能力があるのは明らかだと指摘。弁護側は心神耗弱状態だったとして懲役25年を求めていた。
クロスボウは22年の改正銃刀法の施行で所持が原則禁止、許可制となった。
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