「1票の格差」が最大3・13倍だった7月の参院選は投票価値の平等に反し憲法違反だとして、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分各県の有権者が選挙無効を求めた訴訟の判決で、福岡高裁(松田典浩裁判長)は31日、「違憲状態」と判断した。無効請求は棄却した。今回参院選で違憲状態の判断を示した判決は3件目。
二つの弁護士グループが全国14の高裁・支部に起こした計16件の訴訟で7件目の判決。これまでの判決は名古屋高裁金沢支部と広島高裁が「違憲状態」、大阪など4件が「合憲」だった。高裁・支部の判決は11月中に出そろい、最高裁が統一判断を示す見通し。









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