和歌山県串本町の国指定天然記念物「橋杭岩」で30日、毎年恒例のライトアップを前に試験点灯が行われた。海岸に並ぶ大小の奇岩がオレンジや青などの色に染まり、幻想的な雰囲気に包まれた。点灯は31日から11月2日の午後5時半から8時半まで。
奇岩前の海面も、発光ダイオード(LED)のライトで時間によって色を変えながら照らされ、隣接する道の駅の建物もプロジェクションマッピングで彩られた。ライトアップは2004年から始まり、「日本夜景遺産」にも登録されている。
串本町産業課の坂本一幸さん(24)は「海に立つように並ぶ奇岩の姿は珍しく、ライトアップは年に1回しかない貴重な機会。ぜひ楽しんでほしい」と話した。
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