「女性はスカートかワンピース」「上品で可憐に」―。岩手県が婚活支援で作成した冊子のこうした表現が「ジェンダー役割の押しつけ」などと批判を浴び、県がホームページ(HP)での公開を取りやめたことが30日、分かった。担当者は「多様な価値観に寄り添った支援に努めたい」と釈明している。
冊子は「いわてでステキな出会い 叶えるBOOK」。県が2019年度、業者に委託して作成した。各市町村などに配布したほかHPでも閲覧することができた。
異性に好感を与える外見に関するアドバイスとして女性向けには「(髪は)ツヤを保ち、パサつきや傷みはきちんとケア」「控えめなメークを意識」といった記述が目立つ。
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