高市早苗首相は30日午後、韓国南東部慶州で31日~11月1日に開かれるAPEC首脳会議に出席するため、政府専用機で羽田空港を出発した。到着後、李在明大統領と初会談に臨む。首相は官邸で記者団に「有意義な会談にしたい」と強調。「主要な首脳との間でしっかりと信頼関係を構築したい」と意気込みを語った。
首相は李氏との会談で、未来志向で日韓関係を発展させていく方針を確認したい考えだ。首相は記者団に、中国の習近平国家主席との会談を調整していると明らかにした。31日に開催する方向で調整している。
首相は自身の保守的言動を警戒する中韓両国に配慮し、就任直前の今月中旬に靖国神社で開かれた秋季例大祭期間中の参拝を見送った。近隣国との外交関係を安定化させられるかどうか、今回の訪韓で手腕が問われる。
木原稔官房長官は30日の記者会見で、首相のAPEC出席を通じ「ルールに基づく自由で公正な経済秩序の維持、強化の重要性を訴えたい」と述べ、アジア太平洋地域の経済発展と繁栄に関与していく考えを示した。
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