運輸安全委員会は30日、昨年11月に北海道森町のJR函館線で走行していた貨物列車が脱線した事故について、発生から1年以内に調査を終えるのが困難として経過報告を公表した。通過した踏切のレールが破断、腐食するなどしていた。近くの2カ所でもレールに同様の損傷がみられ、引き続き脱線の経緯や事実関係の分析を進める。
経過報告によると、貨物列車は踏切を時速約75キロで通過した後、非常ブレーキが動作したため停止した。列車は21両編成のうち、5両が脱線し20両目と21両目は分離していた。脱線していない車両を含めて21両全てに損傷があった。
事故は昨年11月16日に発生した。
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