2022年の安倍晋三元首相銃撃事件で殺人罪などに問われた山上徹也被告(45)の裁判員裁判について、奈良市の仲川げん市長は29日の記者会見で「冷静に司法の場で丁寧な議論をし、決着していくことが求められる」と述べた。仲川氏は当時、現場で事件を目撃した。
仲川氏は、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)で人生が翻弄されたとする被告の生い立ちや、安倍元首相の政治的影響力に触れ「司法の判断を左右するファクターがあるからこそ、社会として成熟した受け止め方を示すことが求められる」とも述べた。
自身への影響として、運動会などで銃声に似た大きな音を聞くと「条件反射で体が硬直する」とも打ち明けた。
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