英ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンなどの国際研究チームは29日、暑さに関わる死者数は、世界で2012~21年には年平均54万6千人と推定されると英医学誌ランセットに発表した。1990年代の33万5千人から約1・6倍に増加した。日本の12~21年の平均死者数は4300人で、90年代から約2・3倍に増えた。
120カ国の死亡データや気温上昇によるリスク増加の想定から算出。死因には直接言及していないが、熱中症の他、心臓や肺などの持病の悪化による死亡が考えられる。高齢者や幼児は特にリスクが高いという。地球温暖化による健康への影響は悪化しており、温室効果ガスの削減が急務だと警鐘を鳴らした。
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