映画監督の小津安二郎(1903~63年)と山田洋次さんの作風のつながりを考察した「『東京物語』から『男はつらいよ』へ」が、出版された。著者は津市の映画評論家吉村英夫さん(85)。「家族を描いた両監督作品のファン同士を、結びつけるような一冊になればいい」と語る。
新著で吉村さんは、世界的に知られる小津の代表作「東京物語」と、山田さんの「男はつらいよ」シリーズを分析。他の研究者の考察も踏まえつつ、血縁を超えた家族の姿へのこだわりなどが、共通点として見いだせることなどを指摘した。
書籍は中日新聞社刊。四六判304ページ、1800円。
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