【エルサレム共同】イスラエルのネタニヤフ首相は28日、パレスチナ自治区ガザへの強力な攻撃を直ちに実施するよう軍に指示した。パレスチナ通信によると、軍は最大都市ガザ市や南部ハンユニスを空爆などし、少なくとも10人が死亡した。イスラエル側はガザ最南部ラファで部隊が攻撃を受けたと主張しており、報復の可能性がある。
これを受け、イスラム組織ハマスは28日夜に予定していた和平計画「第1段階」合意に基づく人質の遺体引き渡しを延期すると表明した。声明で「ラファの事件はわれわれと一切関係ない」と主張し、停戦合意を順守する姿勢を強調した。
ロイター通信によると、バンス米副大統領は停戦について「維持されている。小競り合いが起きることはある」と記者団に述べた。
パレスチナ通信は、ガザ市にあるガザ最大の医療機関シファ病院付近や、ガザ中部のヌセイラトとデールバラハも攻撃されたと伝えた。
イスラエルメディアによると、ラファで28日、軍部隊が攻撃を受け、銃撃戦に発展した。
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