環境省は28日、2014年の噴火で多数の犠牲者が出た御嶽山(長野、岐阜県、3067メートル)一帯を、国定公園に指定する方針を示した。11月26日までパブリックコメント(意見公募)を実施。中央環境審議会の答申を経て、来年3月にも指定される見通し。21年3月の厚岸霧多布昆布森(北海道)以来となる。
同省によると、指定面積は2万8406ヘクタール。過去の噴火による溶岩流の中に渓谷や美しい滝が連続する地形が見られるほか、1984年の地震による大崩壊の跡が残っている。山岳信仰の対象や、国の特別天然記念物ライチョウの生息地となっている点も評価された。
国定公園は国立公園に準じる景勝地。
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