富士通は28日、長崎県壱岐市の病院の経営を人工知能(AI)などのデジタル技術で改善し、年間約10%の収入増加が見込める体制を整備したと発表した。富士通のシステムが病床稼働率を高めるための提案などを行う。全国の病院の約7割が赤字となる中、システムを2026年中に国内の他の病院にも展開し、医療提供体制の維持を支援する方針だ。
壱岐市の社会医療法人玄州会が運営する病院に富士通のシステムを導入した。患者の重症度などの条件に応じてベッドを割り当て、入院期間も予測。病床の効率的な運用をサポートし、一般病棟の稼働率を従来の70%から90%に向上させることで収入改善が見込めるようにした。
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