無造作に後ろで束ねられた長い髪、小さい声―。「間違いありません」。事件以降、初めて公の場に姿を現した山上徹也被告(45)は、表情を変えることなく淡々と起訴内容を認めた。廷内には緊張感が張り詰め、傍聴に訪れた人たちは被告の発言や一挙手一投足を逃すまいとじっと見つめ、速報のため記者らが慌ただしく出入りした。
奈良地裁の101号法廷。70ある傍聴席は全て埋まり、被告や検察官が座るスペースとの間にはアクリル板のパーティションも置かれた。午後2時ごろに入廷した被告は傍聴席に1度目をやり、弁護人の隣に着席。黒のトレーナーとズボン姿で、逮捕時と比べて髪は長く伸びていた。
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