自民党の石井準一参院幹事長は28日の記者会見で、派閥裏金事件に関係した旧安倍派の佐藤啓参院議員を官房副長官に起用した内閣人事に懸念を示した。野党は官邸と国会の連絡調整を担う副長官人事を問題視し、佐藤氏の議院運営委員会理事会への出席を拒否している。石井氏は「今後もこの状況が続くのは望ましくない」と述べた。
佐藤氏の起用を巡り石井氏は、国会運営に支障を来す可能性があるとして組閣前から高市早苗首相側に懸念を伝えていたと説明。「高い支持率で始動した高市内閣の大きな事案になりかねない」と指摘し、11月4~6日に予定する各党代表質問後に、野党と対応を協議する考えを示した。
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