自民党埼玉県連は27日、党費を流用した疑いで8月から役職を一時停止していた同県連幹事長の小谷野五雄県議(69)が、計1357件、総額2794万円余りを私的流用したと認定した。県連は党紀委員会で処分を協議し、業務上横領容疑での刑事告発も検討する。
県連会長の柴山昌彦衆院議員は同日、さいたま市内で記者会見し「常軌を逸した異常な請求だ。政治とカネの問題に対する国民の関心も高いので厳格な処分になるだろう」と話した。
県連の調査委員会は、小谷野氏による2020~25年の支出1398件を調査。バッグやペットフード、チャイルドシートなどの代金を党費で精算していた。
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