【サンパウロ共同】アルゼンチンで26日、経済危機からの脱却を進めてきた右派ミレイ大統領への審判となる議会中間選挙が実施された。中間集計によると、ミレイ氏の政党「自由の前進(LLA)」が大幅に議席を増やす見通しとなり、地元メディアはLLAの勝利と報じた。
トランプ米政権は選挙での勝利を条件にミレイ氏を支援する構えを示しており、財政緊縮やインフレ抑制を進めるミレイ政権にとって追い風となる。
改選対象は上院(定数72)の24と、下院(同257)の約半数に当たる127の議席。LLAの下院議席数は37議席だったが、野党提出法案への大統領拒否権発動などが可能になる目標の86議席を確保する見込み。
トランプ大統領を慕うミレイ氏は過激な言動で「アルゼンチンのトランプ」とも呼ばれる。トランプ政権はアルゼンチン政府を支援する構えで、通貨ペソの買い入れや200億ドル(約3兆円)規模の通貨交換(スワップ)協定締結で合意した。
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