【クアラルンプール共同】高市早苗首相は26日、マレーシアでの一連の外交日程を終え、記者団に「今後の協力の基礎となる信頼関係をしっかり構築できた」と振り返った。マレーシアで中国首脳との会談がなかった点に関し、今月末から韓国で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に触れ「いろいろなチャンスがあると思う」と意欲を示した。APECには習近平国家主席が出席する予定。
東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議への出席について「自由で開かれたインド太平洋の要で、世界の成長センターでもあるASEAN諸国、同志国との連携強化を確認できて、非常に有意義だった」と語った。
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