【パリ共同】パリのルーブル美術館から被害総額8800万ユーロ(約156億円)相当の歴史的な宝飾品が盗まれた事件で、フランスメディアは26日、情報筋などの話として、容疑者の男2人が25日夜に組織的窃盗などの疑いで拘束されたと伝えた。うち1人はパリ近郊のシャルル・ドゴール空港で、アルジェリア行きの便に搭乗しようとしていたという。
26日で事件から1週間。捜査当局は100人態勢で4人組の容疑者の行方を追っていた。パリ検察は26日、複数の人物を25日夜に拘束し、うち男1人が空港から出国しようとしていたことを認めたが、これ以上の情報開示は捜査に悪影響を及ぼすとして詳細を明らかにしなかった。
ヌニェス内相はX(旧ツイッター)で「信頼していた捜査員らを祝福する」と述べ、今後の捜査の行方に期待を示した。
19日、開館後の午前9時半ごろ、覆面姿の犯人らが、高所作業用のリフトを使って2階のバルコニーから窓を割って侵入。2千個近くのダイヤモンドをあしらったナポレオン3世妃のティアラなど8点を奪った。
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