胎児性水俣病患者の坂本しのぶさん(69)は26日、ベトナム戦争で米軍が散布した枯れ葉剤の影響とみられる結合双生児として生まれた「ベトちゃんドクちゃん」のグエン・ドクさん(44)と23、24日に同国南部ホーチミンで面会したと明らかにし、「(枯れ葉剤被害は)終わっていないと思った。ベトナムのことも伝えていきたい」と述べた。
坂本さんは1987年にも枯れ葉剤被害者らの支援活動の一環で同国を訪れ、ドクさんと、兄のベトさん(2007年に死去)と面会しており、約38年ぶりの再会となった。
坂本さんは帰国後の26日、熊本県水俣市内で報道陣の取材に応じた。
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