【クアラルンプール共同】トランプ米大統領は26日、第2次政権で初のアジア歴訪を開始した。マレーシアの首都クアラルンプールで、2017年以来となる東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会合に出席。タイとカンボジアの和平調印にも立ち会い、地域への影響力を誇示した。ASEANへの回帰を印象付け、高関税措置や援助削減で募る対米不信の払拭を狙った。
トランプ氏はASEAN首脳との会合で「米国は東南アジアの国々と100%共にある。今後何世代にもわたり強力なパートナーであり続ける」と演説した。
ただASEAN側では、米国と中国の覇権争いに巻き込まれることへの警戒感が強い。トランプ氏は27日の東アジアサミット(EAS)には出席しない予定で、連携強化にどこまで真剣なのかは不透明だ。
タイとカンボジア国境の軍事衝突はトランプ氏が終わらせたと主張する「八つの戦争」の一つ。和平合意の調印式では「地域の未来を築く一助となれることを誇りに思う」と語った。
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