経済協力開発機構(OECD)が25日までに公表した教育に関する最新の報告書で、博士課程修了者のうちSTEM(科学、技術、工学、数学)分野を専攻した割合は、日本が加盟国平均を下回った。一方で、修士課程修了者では平均より高く、学生が博士課程に進まずSTEM分野の研究者育成が進んでいない状況が浮かんだ。
報告書によると、2023年のデータで、博士課程でSTEM分野を選択したのは平均43%で、日本は35%。最も高かったのはフランスやルクセンブルクの67%だった。日本の博士課程で最も多い専攻分野は医療・福祉分野の41%で、平均の18%を大きく上回った。
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