日本原水爆被害者団体協議会(被団協)の田中聡司代表理事(81)が24日、大阪市で開かれた関西プレスクラブの会合で講演。昨年のノーベル平和賞受賞を受けても、日本政府が核兵器を包括的に禁止する「核兵器禁止条約」締約国会議のオブザーバー参加をしないことに「受賞の意義をくみ取らず、被爆国の恥ずかしい姿が浮き彫りになった」と非難した。
田中さんは、被団協の平和賞受賞はノーベル賞委員会からの「『人類が滅亡するかもしれない』という警鐘だ」と指摘。広島、長崎への原爆投下から80年が経過した今も、核兵器使用の危険性は高まり続けているとして「核大国を動かすことが喫緊の課題だ」と危機感を示した。
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