21日に開幕したばかりの米プロバスケットボールNBAに激震が走った。違法賭博容疑での現役監督と選手の逮捕、起訴。特にロジエ選手(ヒート)は故障を理由に自らの出場時間を操作する「八百長行為」に関わったとされ、競技の根幹である公正性、信頼性をも揺るがす事態になった。
ロジエ選手はホーネッツ時代の2023年3月、ペリカンズ戦での出場時間を意図的に減らすと友人に伝えたという。その情報が賭博参加者2人に約10万ドル(約1530万円)で売られ、同選手の不振に数十万ドルが賭けられた。その試合の出場は約9分にとどまった。
米スポーツ界は過去にも賭博スキャンダルに直面してきた。大リーグでは1919年のワールドシリーズでホワイトソックスの選手が八百長に加担したとされる「ブラックソックス事件」が有名だ。2024年にはドジャースの大谷翔平選手が元通訳の水原一平氏による違法賭博問題に巻き込まれた。
米国では18年にスポーツ賭博を禁じていた連邦法が無効となり、合法とする州が増えた。(共同)
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