旧日本陸軍の毒ガス製造工場があった広島県竹原市の大久野島で24日、毒ガスによる後遺症を負い亡くなった工員らの慰霊式が開かれた。死没者名簿には、昨年9月~今年7月末に亡くなった107人が加えられ、計4493人。
式は39回目で、周辺の市町などでつくる大久野島毒ガス障害者対策連絡協議会が主催。晴れ渡る空の下、遺族ら約100人が参列し、献花した。
大久野島は瀬戸内海に浮かぶ島で、1929~45年ごろまで毒ガスが製造されていた。広島県によると、国と県が認定している毒ガス障害者は今年10月1日時点で432人。平均年齢は95・6歳となっている。
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