政府は24日、2025年版自殺対策白書を閣議決定した。自殺者数は若年女性が増加傾向で、亡くなった20代の4割で未遂歴があった。大学生では男女ともに21歳で亡くなるケースが多く、就職や進学への悩みが背景にあるとみられる。厚生労働省はきめ細かい支援が必要だとしている。
厚労省によると、24年の自殺者数は2万320人(前年比1517人減)。男性は3年ぶり、女性は2年連続で減少した。小中高生は529人と過去最多だった。15~29歳の自殺者数は20年以降は3千人を超えて高止まり傾向にある。15~19歳で、15年には男性が女性より2倍以上多かったが、昨年は女性が上回った。
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