東京電力福島第1原発事故の避難指示区域だった福島県楢葉町の木戸川で今季初となるサケ漁が行われ、赤黒い婚姻色や若い銀色の計4匹が、一緒に取れたスズキと共に水しぶきを上げた。
川幅数十メートルの河口付近で23日、木戸川漁協の組合員たちが合わせ網を引き、魚影が見えると「いたいた。網の下に入った。逃がすなよ」と歓声を上げた。サケ漁は例年、11月上旬までの予定。
同漁協の水揚げ量はかつて本州有数の年間10万匹以上を誇った。原発事故によるふ化事業の中断や温暖化の影響で、近年は年間数百匹にとどまっている。
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報で栃木県の「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者(併読)プラン・フル(単独)プランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く