来年3月のミラノ・コルティナ冬季パラリンピックに、ウクライナに侵攻したロシアと同盟国ベラルーシの選手は出場できない見通しとなった。国際パラリンピック委員会(IPC)が23日、明らかにした。

 IPCは9月に両国に対する資格停止処分を全面解除。国としてのパラ参加が可能になったが、各競技の国際統括団体が定めた基準を満たし、出場権を得ることが前提だった。IPCによると、全ての競技の統括団体が、両国勢は資格を得られないとの見解を示した。IPCのパーソンズ会長は「各団体の決定を尊重する」とコメントした。(共同)