災害関連死を含め68人が亡くなった新潟県中越地震は23日、発生から21年となった。土砂災害で孤立状態となり、住民が一時全村避難となった長岡市の旧山古志村地区では追悼式が営まれ、犠牲となった5人をしのんだ。
発生時刻の午後5時56分には、5人の名前が刻まれた「希望の鐘」を鳴らし、参加者全員で黙とう。会場には、震災当時の住民数にちなんで約2200本のキャンドルが並び、明かりがともされた。
自宅が全壊た青木一政さん(72)は「地震ではお世話になった人も犠牲になった。来年以降も欠かさず参加したい」と語った。
中越地震は2004年、新潟県の旧川口町(現長岡市)を震源としマグニチュード(M)6・8、最大震度7を記録した。
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