警視庁

 現金5300万円を奪おうとして会社社長にけがを負わせたとして、警視庁捜査1課は23日、強盗傷害の疑いで、住所、職業不詳佐竹尚樹容疑者(25)を逮捕した。同課によると、凶器の催涙スプレーを用意したとみられる。事件を巡る逮捕者は7人目で、「匿名・流動型犯罪グループ(匿流)」とみて調べている。

 逮捕容疑は9月19日午前、東京都江戸川区の路上で人材派遣会社社長の男性に催涙スプレーをかけてけがを負わせ、現金入りの紙袋を奪おうとした疑い。「身に覚えがない」と否認している。

 男性は抵抗して何も取られなかった。