【ニューヨーク共同】米有名公立校バージニア大は22日、入学選考や教員採用で人種を考慮せず、多様性・公平性・包括性(DEI)推進を禁止することで司法省と合意した。司法省が発表した。トランプ政権はバージニア大のDEI対応を疑問視して調査していたが、合意が履行されれば調査を打ち切るという。
ニューヨーク・タイムズ紙によると、公立大が政権とこうした合意を結ぶのは初めて。助成金を凍結された有名私立大だけでなく、圧力が公立大にも及び、全米の教育現場で多様性を担保する取り組みが後退する恐れがある。
政権にはDEI推進で有色人種が優遇され、白人の学生らが逆差別されているとの不満がある。
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