大阪府警は22日、大阪・関西万博の会期中(4月13日~10月13日)に、会場警察隊が取り扱った事件が計979件だったと発表した。うち逮捕、書類送検したのは万引や爆破予告など60件だった。会場内や周辺の交通事故は435件だった。
府警によると、迷子の保護などは394件、けんかや騒音苦情といったトラブルは467件。会場警察隊は約250人体制で今年2月から活動を開始し、期間中は会場内の警備活動などを担った。今月30日に解散する。
開幕翌日には、「リュックサックの中に爆弾がある」と警備員に話した80代男を威力業務妨害容疑で逮捕。同月、キルギスブースの蜂蜜を盗んだとして80代男を窃盗容疑で逮捕した。