ファミリーマートが無償提供を始めた「涙目シール」の活用例

 ファミリーマートは22日、消費期限が迫ったおにぎりや弁当に貼る値下げラベル「涙目シール」のイラストを、フリー素材として社外に無償で提供すると発表した。インターネットからダウンロードでき、ファミマ以外のお店も使用できる。「たすけてください」と訴えて消費者に購入を促し、食品ロス削減につなげる取り組みを拡大する。

 ファミマは涙目シールを今年3月から全国の店舗で展開。涙目のキャラクターが訴えるようなデザインで「廃棄から助けるために買ってあげないと」と感じる消費者が多いという。シールの効果で4~9月の食品の廃棄量は前年比で5%削減できた。