高知県奈半利町のふるさと納税を巡る汚職事件で、受託収賄などの罪に問われた町地方創生課元課長森岡克博被告(50)の差し戻し審で、高知地裁は22日、懲役2年(求刑懲役2年6月)の判決を言い渡した。
稲田康史裁判長は判決理由で、被告は元課長補佐の男=実刑確定=を通じてふるさと納税返礼品の取扱業者に働きかけ、複数回賄賂を受け取ったと認定。職務の公正さや社会の信頼を損ねたと述べた。
息子の住民票を不正に移したとする電磁的公正証書原本不実記録・同供用罪については、受託収賄罪の犯行発覚を避けるためで厳しい非難は免れないとした。
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