リニア中央新幹線が通過する山梨県南アルプス市の沿線住民らがJR東海に一部区間の工事差し止めなどを求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁(木納敏和裁判長)は22日、請求を退けた一審判決を支持し、住民側の控訴を棄却した。
2024年5月の一審甲府地裁判決は、リニア事業について「国際競争力の向上や災害対策も見据えた国家レベルの社会経済上の意義があり、工事には高度な公益性がある」と指摘。リニア走行時や工事に伴う騒音・振動などの影響を検討した上で「差し止める必要があるほどの違法性は認められない」とした。
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