政府は22日、トランプ米大統領が27~29日の日程で来日すると発表した。天皇陛下との会見や高市早苗首相との初会談を予定している。首相は日米同盟の強化と「自由で開かれたインド太平洋」の推進を確認したい考え。米国からのコメや液化天然ガス(LNG)の輸入増加など日米関税合意の進捗状況も説明する方針だ。政府が米自動車大手フォード・モーターのピックアップトラックを100台規模で購入する案を取り上げることも念頭に置く。
陛下との会見は27日、首脳会談は28日で調整。北朝鮮の核・ミサイル問題への対応を確認し、拉致問題解決に向けた支援を要請する。
7月の日米関税合意も主要テーマとなる。日米が9月に公表した共同声明には、日本がミニマムアクセス(最低輸入量)の枠内で米国産コメの調達を75%増やしたり、米国のエネルギーを年70億ドル(約1兆円)規模で追加購入したりすることを盛り込んだ。
政府が調達を検討するフォード車は「F―150」。国土交通省の地方整備局に導入し、道路やダムの定期点検のほか、災害時の使用を想定する。
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